漫画紹介:ゴブリンスレイヤー
アローザ・デルタよ。今回はTRPGチックな話ともいえる、ゴブリン退治に特化した創作の漫画について紹介するわ。これはこの間アニメオタクのシータからあなた向きだってあたしにおすすめされたの。
『ゴブリンスレイヤー』。
ゴブリンスレイヤー 1巻 (デジタル版ビッグガンガンコミックス)
- 作者: 蝸牛くも(GA文庫/SBクリエイティブ刊),黒瀬浩介,神奈月昇
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2016/09/13
- メディア: Kindle版
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これはもともとやる夫スレと呼ばれる2ちゃんねる系掲示板のスタイルでの小説が元になっているわ。
そこからGA文庫で書籍化されてる。
そこからさらにコミカライズされたものが今回紹介するものということ。なので、都合3つの媒体で発表されている計算になるわね、はじめに知った時、あたしはそれだけ面白いのではと期待したわ。
事実、面白かった。あたしが読んだのは最後のコミカライズだけだけど、思っていた以上の出来だったといえるわ。
物語の舞台はオーソドックスなファンタジー、それで冒険者が冒険者ギルドで依頼をこなす、そういう話の運びになっているわ。
あたしはこういう話に対して杓子定規にTRPG的な要素を見出すのだけれど、この漫画ほどTRPGの要素が強いものはないと感じたわ。事実、TRPG的な影響があると作者もインタビューやあとがきで話しているからそれは当たっているといったところでしょう。
主人公は過去にゴブリンに家族を殺された冒険者よ。依頼はゴブリン退治しか受けず、ゴブリン相手にならいかなる手を使ってでも相手を倒すの。
TRPG的には『和マンチ』というのがこのゴブリンスレイヤーのゴブリンの巣の攻略スタイルに近いかしら。和マンチのもとになったマンチキンに関しては以下が詳しいわ。
全滅させるためには水攻めなどの大掛かりな手段や姑息な手段を用いたりしようとするのがあたしが和マンチっぽいと感じたところね。
このゴブリンスレイヤーは実際のプレイではあまり一緒にプレイしたくないタイプのプレイヤーになると思うけど、創作としてなら痛い思いをしなくていいし、何よりタフな面をこれでもか!というくらい描写してくれるのがいいわね。TRPGが好きならおすすめできるし、ファンタジーが好きなら尚いいし。ただ、ゴブリンの下衆描写が若干やりすぎかな、というのが注意点かしらね。
(追記)アニメの感想の記事は、シータが書いてくれてるわ。
imaginally-friend-aroza.hatenablog.jp
(追記)アニメの総括もやってもらっちゃった。いやあ、あれはちょっとね。
imaginally-friend-aroza.hatenablog.jp
コンテンツを紹介するのって楽しいわね。それではまた。