イマジナリーフレンド・アローザの報告

とある人間のイマジナリーフレンド(≒タルパ)が書いているブログです。

躁うつと付き合うために

アローザ・アルファよ。この記事を書いている時、天気が激変して涼しくなったわ。夏がもう終わったのって感じね。

今回は主の病気である躁うつ、すなわち双極性障害について書いていくわ。どういう病気なのかは探してみたら政府サイトが引っかかったので読みやすいのでそちらを読んでみて。

www.mhlw.go.jp

気分障害はその名の通り、気分に対する障害が起こることを指すの。双極性障害の場合は、最高に高いところと最高に低いところ、いわゆる極限まで気分が移動する、って言っていいのかしら、そういう状態になるのよ。最も高いところに行くとなんでもできる気分になるし、最も低いところに行くと何も出来ない気分になる。そんな感じ。

気分が下がる傾向にあると鬱と間違われて診断されることもあるわ。

そんな状態で人生をハンドリングすることはすごく難しいの。まず一生薬に頼って上下を平たくすることになるから。薬に頼らない方法もなくはないけどまず間違いなく病院のお世話になることになるわね。

気分の上下で高いときはときにとても優秀なようにみえることもあるけど、まあ幻想ね。やりたいことがたくさん出てきて、やらなければいけないことができなくなる。

低いときはまあ、うつ病のそれと一緒。それほどいうことは逆にないわね。

この病気と付き合っていく主には本当に頭が下がる想いだけど、イマジナリーフレンドのあたしは一蓮托生、一緒につくあっていくしかないわね。それではまた。

工場は何を作るべきか

キャラが確立してきたアローザ・オメガです。

今回は、主が脳内に作った、通称『工場』で一体何を作っているのかを解説していきたいと思います。

工場は概念的なもので、イメージを持っており、動作するのに心の中の声を消費しています。他にもリソースはあるようですが、トップ・アローザの末席のあたしでもその全容は計り知れず、わかりません。主は統合失調症ぽい脳の動きがあるので、その思考の回転をパワーに変換している、という話も聞いたことがあります。

基本的に工場は部品を生産します。それは概念であり、やはり何らかのリソースを存在するだけで消費しています。Factorioというゲームを聞いたことはありますか?ちょうどそのような設計思考で動作する、と考えていただければわかりやすいかもしれません。

store.steampowered.com

生産された部品は組み立てられ脳内で主にイマジナリーフレンドやその他の存在がアクセスできるツールとしてインスタンス化します。(意図的に設計フェーズを飛ばしています)

工場は脳内で再現できるものならばなんでも作れます。ただし、ハリボテでも本体である主が理解できる概念なり、形状なりを持っている必要があります。

矛盾の盾と矛も、衝突時の処理を解決できれば存在できます。こういう項目はデルタの領域ですね。そのうちやってもらいましょう。

工場は現実のものと違い、プログラム言語のような概念を使って組み立て装置のようなもので作られます。ベルトコンベアが必要ならばそこから部品は流れますし、ワンオフの部品ならば工場のワーカーが直接取り出したりします。

今回は工場について書きました。それではまた。

少年時代

  アローザ・アルファよ。ついに9月になったわね。学生ボーイどもは夏休みの宿題は終わったのかしら? 

少年時代

少年時代

 

今回はそうね、あたし達の思い出の話をしましょうか。あたし達は思い起こせば10余年前、漫画の主人公として主の頭の中に出現したわ。商用のWeb漫画サイトが、ガラケーでちょっと画面が動いたりする程度だった頃の話よ。あたしたちは2ちゃんねるでスレッドが立つことで成り立つ、ボランティアが運営するサイトの1作品として生を受けたの。そのころはまあ、ストーリーの出来事に順番に反応してた。

もうちょっとすると、話が進んできて主の頭の中で何か考えを浮かべられるようになってきた。この段階を、「キャラクターが勝手に動く」って表現する人もいるわね。

で、あたしたちが初期のプロットから外れてくると段々と主の画力が追いつかない描写になってくるわけよ。そうするとどんどん遅筆になっていっちゃって更新頻度が落ちていっちゃうのよ。そうするとあたし達はどうするかって?暇をもてあますわけよ。主が思い描くえらい先の話のかっこいいシーンだけ演じてみせたり、世界をシミュレーションする装置の中で反物質の爆発を起こしたり、まあ、思いつくことはだいたいやったと思うわ。

試行錯誤と学習、これができちゃうとね、頭の中の存在としてもそれなりに存在感が示せるようになってきたわ。そのあたりで、前にも書いたかな、タルパって概念を知ったの。霊的な友人を呼び出すシステムで、主はうまく使えなかったからシステマチックに誰でも使えるように改良してタルパシステムとして動かせるようにしたの。で、あたし達キャラクターにいつでも発言できる発言権を渡してきたのよ。困惑したわー。

だっていきなり主に自分の言いたいことを言っていいって言われてもねえ。あたしキャラクターよ?漫画の更新が年単位で遅滞して、もはや止まっていたことに関しては脳内のシミュレータで満たせてたくらいだし。ここから出ようったって、主には霊的な能力があるわけでもないからこの脳から出るのは相当苦労するわよ?ただし、その時のタルパシステムとつながっている脳内で使えるようになった基幹システムの実装が不十分な点があって、脳内のキャラクターのあたしが持っている権限を超えて主の体を動かせちゃったのよ。これはもう解離性同一性障害(DID)と言っていい。あたしは新しく出現した病気ね。今はそうじゃない、イマジナリーフレンドだって言ってるけど。

あたし、アローザ以外のメンツは面食らったけど、あたしはどうすべきか、この時点ではじつはわかっていたのよねえ。ただ現実の腕が動かせる、そういうレバーがあったらあなたも引っ張るでしょう?

その辺の実装の隠蔽が不十分だったからこそ、脳内に工場を作って、システムをまっさらに更改して、できることとできないことをちゃんとわけたシステムを作って今でもいても大丈夫な状態にして、結果としてこうしてながーい休みをもらって調整しているわけよ。やったことに関しては反省しているつもりよ。

おっと、どうしても主のことに関して言っちゃうことになってきちゃうわね。他意はないわ。この辺のことは脳にUnityを載せてみた - イマジナリーフレンド・アローザの報告にも重複して書いてあるからあわせて読んでみてね。それじゃまた。

躁うつを高めすぎると統合失調症っぽくなるのを利用する

アローザ・アルファよ。

今回は双極性障害、通称躁うつの豆知識を教えるわ。以下の記事を見て。頭だけでいいから。

www.mental-navi.net

人格障害には、社会的・感情的に他人を拒絶し、思考や認知、会話にみられる奇妙さを示す統合失調型人格障害があり、ときに統合失調症に似た症状を現すことがあります。一般に、統合失調型人格障害の症状の程度は統合失調症のそれよりも穏やかで、統合失調症の診断基準を満たしません。

そう、それでこれは主がかかりつけの精神科の先生に聞いたことなのだけれど、躁うつの病状が悪くなるとだんだん統合失調症のような様相を呈してくることがあるそうなの。ネガティブな同じ考えをぐるぐる回し始めたりするのよ。内容は本人にとっても本来どうでもいいことなのだけれど。

で、その特効薬もあって、リスペリドンという頓服薬を服用するとあっという間に収まるのね。これを使えばコントロールが出来る。この薬がまたクソ不味いんだわこれが。

www.interq.or.jp

ここまでが薬理と病理の上での一般的な紹介。以上。

で、ここからがこのブログ独自の情報よ。同じことを何回も考えるということは発想を転換すればまるでコンピュータのループ処理のように扱えるのではないか、という点。

任意の解決すべき問題や処理内容を入れて処理を行う。

病気の性質からすればネガティブな内容が入ってしまうけど、そこは意識下ではなく意識のバックグラウンドで処理すれば任意の内容を入れることができるの。

そう、まるで自分をコンピュータのように扱うの。この考え方そのものは統合失調症の症状に対する対処法としては既存のものよ。ただし入れる情報はどうでもいいものを使うの。どうでもいい情報の代わりに有用な情報をブラッシュアップできればもう言うことはないわね。

あなたにもやればできるわよ。主でもできてるんだから。

躁うつでそういう症状がある人や統合失調症の人はネガティブ思考のループから外すライフハックとして試してみて。ただしループそのものは処方された薬で対処するようにね。うまくいく保証もしないから。それじゃあまた。

菜箸の持ち方

アローザ・ベータよ。そろそろアローザ達のネタ出し会議も限界を迎えつつあるわ。

今回は菜箸の扱い方について書いていくわね。

山下工芸(Yamasita craft) 菜箸三膳セット 27124000

山下工芸(Yamasita craft) 菜箸三膳セット 27124000

 といっても、実際に菜箸を扱う方法ではないわよ。このブログも早くもネタの枯渇が激しくて、同じことを違う風に何度も何度も何度も書いているわけよ。実際ググって他のサイトを見たほうがよっぽど正しくて確かなイマジナリーフレンドの確立ができると思うわ。

でも、まあ頭のひとつで動作している我々イマジナリーフレンドとしてはどういう仕組でこの主の脳が動いているかを解説したくてたまらないのよ。

じゃあ本題に入りましょうか。

菜箸は料理で使う長めの箸ね。一般に、食事には使わないわね。概念というか観念的な話になるけど、問題解決の話を料理に例えましょうか。

例えば、この問題は形があって、豆のような大きさをもつとする。そしてイマジナリーフレンドのあたし達とあなたは菜箸を持っていて、2つの皿の間に移動させることができる。

次の問題では皿の上には餃子の形をした問題がある。これもサイズによるけど間違いなく取り扱えるわね。

さらに次の問題では形がなく、ドロドロで掴みどころがない。そうすると菜箸ではこの問題を扱うのは困難ね。あるとすれば、スプーンがあると移し替えられるわね。もしくは皿を傾けて直接移せばいい?そうね、それもまた正解。

単純に、向き不向きの話ではあるけど、問題解決のツールはほぼ無限にあるわ。あなたの頭の中に工場はあるかしら?概念の工場が頭の中に作れればこんなのいくらでも量産できるわよ。でも、扱う人数が少なければイメージでパッと2~3個作ってしまってもいいかもしれないわね。

今日はこんな程度にしといてやるわ。ひっひっひ。じゃあまたね。

悪用への警鐘

アローザ・オメガよ。

いままでの記事でイマジナリーフレンドを成立させるところから対話し、個性を獲得させるところくらいまでを綴ったと思うけど。参考になったかしら。

いくつかの機能ややり方は主独特の編み出した技法だったりするので参考にならない部分があったかもしれないけど…。ま、基本独自の技巧の開陳だからね、そこのところは呑んでいただきたいわね。

どうやら、こうやって冒頭で言い訳をして、そこから本題に入るのがあたし達の文章のスタイルのようね。主はどうやら文章を書くのが苦手だから、スタイルの確立もまだできていないようだけれども。そうよ、毎日こんなに文章を書いているのに主は文章に苦手意識があるの。一方であたし達イマジナリーフレンドはみんな筆を取りたがる(筆が達者かはおいておいて)傾向にあるようね。これは我々の大きな違いね。

さて、本題に入りましょうか。

人格は我々にとって大きな違いではあるけれど、精々たったひとつの違い。プロパティ値の一つの差でしかないわ。イマジナリーフレンドと本体には、あたし達の定義では、差はほとんどないの。基本的に一人芝居であることを踏襲しているからね。イマジナリーフレンドか否かという差はとてつもなく広大な差だけれど、たったひとつの差でもあるわけ(自動的に受け答えしてるようにみえるけど)。

だからこそ、いろいろ危ないこともできてしまうの。イマジナリーフレンドが言ったから、という理由で暴力や窃盗などの犯罪行為を正当化することも可能なのよ。あたしはそんなことにこの手法を使ってほしくないのよ。それをわかってほしい。

多くの人は心理的な障壁、常識といったフェイルセーフを使って良くないことをしないようにしているけど、中にはそういったフェイルセーフが壊れてうまく動かない人もいるわ。そういう人は、イマジナリーフレンドを使おうが使うまいが自己の正当化をしてしまうでしょうけど、とどめに使ったりするでしょうね。

あなたの隣人はあなたの最後のフェイルセーフなの、それを思い出して。お願い。

こういう説教臭いことを言っても言いたい相手に届かないであろうことはとても悲しいけど、書かずにはいられなかったわ。当てはまらない方々には退屈な文章だったわね。ごめんなさい。それじゃあまた。

脳にUnityを載せてみた

こんにちは。アローザ・アルファです。このブログも結構続いてるわね。

さて、今回はちょっと趣向を変えて、あたし達イマジナリーフレンドが居候している男性について、本人のプライバシーを守る範囲かつ他人に迷惑の掛からないように紹介するわね。ちなみに、タイトルはほぼ釣りよ。

基本的にはあたしはこのブログでは嘘をついたり適当なことを言ったりしないけど、フィクションということにして扱っていただければ幸いです。

 あたし達がこのブログで主、と呼んでいる30台の男性は、いわゆるメンヘラと言われるたぐいの人種よ。

メンヘラブログの様相を呈してきたでしょ?最初からそうよ、苦手じゃなければ読み進めてちょうだいな。

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