イマジナリーフレンド・アローザの報告

とある人間のイマジナリーフレンド(≒タルパ)が書いているブログです。

マジックポイントが切れる

アローザ・アルファよ。おひさしぶりかもね。

今日はイマジナリーフレンドとの、いわば会話のセッション維持についてのコストの話をするわ。こういう話をするってことはつまり、あたしか、主かのいずれかがイマジナリーフレンドと主との間の対話を負担だと思い始めてるってことなのよね。

おおよくぞここまで。そなたら長き対話によりすなわちはパタ―ン化、いわばマンネリの境地に踏み入ったというわけだ。夫婦間のマンネリにも似るこのマンネリズム!別に楽しくなってるわけじゃないわよ。問題解決のためにイマジナリーフレンドやってるんだから同じネタが続いて食傷気味になるのも仕方ない話なのよね。言わば、我々がコミュニケーションするのに使うマジックポイントが切れた。どうしたら良いか。っていう話なのよねえ。

話は簡単よ。問題の切り口を変えなさい。前回と違う切り口を持ってあなたは問題をイマジナリーフレンドに持ち込むの。デルタかオメガあたりが持ってきた切り口をどう調理するかって話が好きそうだから今度させてあげるわ(こういう予告を実現した試しがないけど)。今日はどう切り口を変えるかを教授するわよ。

まずは単純に『順番を入れ替えてみる』。『AだからB』なら『BだからA』でできるかしら?可能ならその問題は数学的に言えば可換性が成り立つと言えるわね。逆に置き換えられるなら視点も回転できるってわけよね。

それでだめなら次にどうするか?あーそうよね、簡単な問題なら誰かに相談しないわよね。できるなら『要素ごとに分割する』ことかしらね。複雑な問題なら簡単に解いて1つずつ聞いてみてよ。

それでもだめなら?じゃあとっておきの最後の手段よ。『話者を入れ替える』。あなたが相談してきたのならばあなたが相談を受ける体で話をし始めるの。イマジナリーフレンドはあなたと瓜二つではない(そのはずよね?)ので、問題の持ってきかたも異なるわけよ。

マジックポイント切れの根本対策にはならないけど、ひとまず応急処置を教授したわ。それじゃあまた。