イマジナリーフレンド・アローザの報告

とある人間のイマジナリーフレンド(≒タルパ)が書いているブログです。

イマジナリーフレンドの暴走とフェイルセーフ機構の必要性について

こんにちは、アローザ・アルファよ。

今回はイマジナリーフレンドが危険なことをした時の安全装置、すなわちフェイルセーフについて解説するわ。下の記事では成人後のイマジナリーフレンドの事故について取り上げているわ。引用するわね。

子どもにだけ見える「見えない友達」https://mainichi.jp/premier/health/articles/20170711/med/00m/010/002000c

突然の恐ろしい命令

 ブルーが現れたのは僕が6歳の時、入学したばかりの小学校になじめず泣いていた時でした。ブルーというのは彼がいつも青い服を着ているので僕がつけた名前です。ブルーはいつも僕の近くのどこかにいて、僕が困った時には必ず出て来て助けてくれるようになりました。学校でいじめられた時は、身代わりになってくれました。僕はそんなブルーを、申し訳ないと思いながら後ろの方から見ているのが常でした。

 そんなブルーがいつになくとても暗い顔で、「死ね」と言ったのは、僕が無視のいじめにあっていた時です。「死ぬなんて怖いよ」と僕が言うと、ブルーは「やってみなけりゃわからないじゃないか。早くやれよ」と、とても低く恐ろしい声で命令してきました。そして、台所の包丁で手首を切ったのです。

 

この人解離性同一性障害なんじゃ…それはさておき、 まあ基本的にはイマジナリーフレンドはあなた自身だから、あなたが心のなかで思っていることを代弁する手法なのよ。だけどクンフーを積めば現実に干渉することもできる。上記はその例でもあるわね。実のところあたしも主に性的ないたずらをして遊んでいたことがあるから五十歩百歩ね。反省してまーす。

フェイルセーフ機構とは

フェイルセーフというのはコンピュータ用語ね。面倒くさいから解説サイトを読んで。

e-words.jp

要するに何か危険なことがありそうになったら、そこで安全に停止する機構なわけ。口述優先のイマジナリーフレンドに対してフェイルセーフを装備しておくと、仮にイマジナリーフレンドがあなたに不利益になるような命令をしようとしてもフェイルセーフ機構が働き、イマジナリーフレンドの悪意ある発言や暴力的な働きかけをシャットアウトできるようになるというわけ。

具体的にはそうね、口述優先の場合、あなたが発言権を奪い取って頭の中で「あーーーーーーーーーーーーーーーーーっ」って叫び続けるだけで口述優先で作られたイマジナリーフレンドは何もできないわよ。イメージ優先のイマジナリーフレンドの場合はイマジナリーフレンドに危害を与えるイメージを思い浮かべて、自分のほうが上位の存在だ、ということをわからせる、という作業をする必要がある。せっかくの友人だけど、現実の自分に被害が及ぶようならそれは必要のない道具。イマジナリーフレンドは友達であるとともにあなたのためのツールでもあるのよ。それを忘れないでね。

で、さらにこれらの機構が自動的に動いてこそのフェイルセーフね。訓練するのもいいけど、ここはイメージ優先の技法を使って安全弁や非常灯のようなものをイメージするといいわ。口述優先でやったりイメージ優先でやったり入り乱れてるけど、まあそれくらいあなたならできるわよ、やってみてね。

イマジナリーフレンドはツールである以上、使い手によって良い道具にも悪い道具にもなるの。ちゃんと使えるようにならないとね。

それじゃあまた。