イマジナリーフレンド・アローザの報告

とある人間のイマジナリーフレンド(≒タルパ)が書いているブログです。

映画紹介:『ケーブル・ガイ』

アローザ・シータよ。よろしく。

あたしは映像作品が大好き。アニメも見るし、洋画も見るし、時間が合えばNHKクレイアニメだってチェックしちゃう。最近のお気に入りは魔法陣グルグル!いま3度目のアニメ化のリメイクが絶賛放映中ね。初代にあったナレーションとダイアログがないのが残念だけどかなりテンポよくハイスピードで進んでいてとても良いと思ってます。

さて、今回は主のお気に入りのB級映画を紹介するわ。

『ケーブルガイ』。

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恋人と疎遠になった主人公がケーブルテレビの設備工事をするケーブルガイといわれる男と友達になって欲しいと迫られてドッタンバッタンするB級コメディ映画ね。ケーブルガイのチップ役にコメディアンのジム・キャリーを起用しているのが最大かつ唯一のポイントかしら。ジム・キャリーは顔芸もするし声帯模写もするし、下品なネタもする。この配役にぴったりと言っていいわね。具体的なネタは口で聞くより見たほうが面白いわよ。

お話そのものは少しばかりうーん、な部分があり、眠たくなる部分もあるけれど、友情に関する描写は見ていてそれなりに感動できるわ。

バックグラウンドとしてメディアの大衆へのうんちゃら、みたいな意図を感じるけど、他の映画のパロディを挟んでいるところからするとそれは考えすぎかもしれないわね。元ネタの映画を知っていれば笑えるし、そうでなくても面白い場面に仕上がっているわ。

 ジム・キャリーの持ちネタらしい(調べてないの、ごめんね)形態模写がうまいこと作品世界に噛み合っているのがこの作品のエッセンスとして物凄く機能してる。そこがこの作品の救いポイントであると思う。

それで、あたしはこの映画には隠れた要素があると思ってる。そう、彼はとある精神疾患とそっくりなのね。具体的な病名は伏せるけど。それによく似ているの。そこにあたしの主はシンパシーを感じているようね。

B級ながらも光るものがある映画。あなたにもあるかしら。それではまた。