イマジナリーフレンド・アローザの報告

とある人間のイマジナリーフレンド(≒タルパ)が書いているブログです。

イマジナリーフレンドベアプログラミング・ロールプレイよりのアプローチについて

乳がでかいと評判が全世界に轟くこと山のごとし、アローザ・デルタよ。よろしく。

昨日の更新のベアプログラミングを強化できるイマジナリーフレンドベアプログラミング - イマジナリーフレンド・アローザの報告でもイマジナリーフレンドの作り方について触れたけど、今回はその作り方について、もうちょっと入り口から深く掘り下げてみようと思う。あたしはオメガと違ってソースを貼って満足するタイプじゃなく、自分で説明したいタイプよ。だから文章が長くなって独りよがりになってしまうかもしれないけど、そこは勘弁してね。

はじめに - イマジナリーフレンド・アローザの報告の紹介にも書いてもらったけど、あたしはテーブルトークロールプレイングゲーム、略してTRPGが好きなの。ただ、残念なことに主は数えるほどしかプレイ経験がなく、リプレイを読むのが好きでそればっかり読んでたタイプだったとここに一応告白しておくわ。

なので、イマジナリーフレンドの作り方にも色々あると思うけど、その中でTRPG的にアプローチしてイマジナリーフレンドを肉付けしていく方法を解説していくわ。無論、他の方法も知っているからそれらもサラッと触れていくわね。

まずはイマジナリーフレンドを用意します。このブログで何度か説明したり、他所を引用したりしたけど、結局こればかりは自分なりの方法で出現させるしかないわ。ただ、幻覚を見るほど強力に入れ込まなくても目的は達成できる。そうよ、一人二役を脳内で口述することで実現する、これがこのブログのユニークなテクニックとしましょう。

脳内ではっきりと喋る、みなさんはこれがうまくできるかしら。できない方をべつに咎めているわけではないけれど、わりと意識的にやらないと脳内の声は出ないものかもしれないわ。実際に口で喋るほど明瞭に声が出ないとか。語尾がはっきりしないとか。そう言うの。これはちょっと主の知り合いにでも聞いてみて調査する必要があるかもしれない…。このあたりは要研究ね。

全員これができると仮定して話をすすめるけど、で、この手法に口述優先って仮に名前をつけるわね。この方法は喋りありきでイマジナリーフレンドを作り出すの。だから姿かたちを一生懸命イメージ定着させる必要性は薄いわけ(あるとこちらとしては嬉しいけど)。それで、まずはこちらから問いかける。そして向こうが返すであろう反応をなりきって返す。これを心の中の声で強く発声する。これもまあ強くイメージするのと変わらないかもしれないけど、要するにそういうことよ。

テーブルトークの語源についてはいちいち解説しないけど、要するにお喋りを頭の中でキッチリする、それが第一歩よ。

そして次に必要なこと。それはあなたとあなたのイマジナリーフレンドの間に役割を決めること。そうよ。TRPGっていえばゲームマスターとプレイヤーじゃない。そこを採用するわけ。

どちらがどちらになるかを選ぶには明確な基準が一応あるわ。あなたが相手に教えてもらいたいならあなたがプレイヤーで相手がゲームマスター、あなたが相手に教えてあげるならその逆よ。そうね、相手がすべてを知っていてあなたに新たな発見を伝えるという前者のほうがやりやすいと思うわよ。

 あなたのイマジナリーフレンドはゲームマスターで、マスタースクリーンと言うものを用いてあなたから見えないところで幾つかの作業をする、あなたはゲームマスターに質問する・ゲームマスターがあなたに問いかける。これはもうTRPGね!!

ちょっと飛ばしちゃったわね。もうちょっとTRPGになぞらえて言ってみましょうか。

スタンダードに目標をゴブリン退治としましょう。あなたはゴブリンを退治したい。ゲームマスターたるイマジナリーフレンドはまず、ゴブリンに関する情報を開示するわ。

あなたは、得られた情報をもとに準備を行う。道具や仲間の装備を点検していざ!鎌倉!ってね。ゲームマスターは処理をしつつ、それを認める。ここまでは要するに問題の認識から解決のための検討とほぼ同義よ。そう思わない?

次にあなたはゲームマスターからゴブリンの住処に向かう。するとゲームマスターは道中に何か起こすかもしれないし、すんなり入り口までたどり着くかもしれない。これはまあ穴探しみたいな場面ね。なくてもいいけどやるに越したことがない作業だと思う。

そうしたら、あなたは住処のゴブリンに対処すべく、行動を宣言することになるでしょうね。何をしてもかまわないけど、実現可能な範囲にしないと困ったことになるのが実際のTRPGと似ているわね。2ちゃんの卓ゲ板の困ったちゃんスレ、なかなか読み応えがあるわよ?一度読んでみることをおすすめするわ。ゲームマスターは現実的(≒ルールの範囲内)であればその行動を許可してくれるはずよ。現実でもやることは一緒ね。

クライマックスはいよいよゴブリンとの対峙ね。問題の本質をあなたは突ける状態にある。あなたはゴブリンに対し、一撃を放って相手を倒せてるはずよ。そうすれば、問題の解決策もわかる。こういう仕組みなわけ。わかった?

最後に、これはやってもやらなくてもいいけど、いわゆるエンドフェイズっていうのかしら、ゴブリン退治した報酬を得にあなた達は街に帰るわね?これは要するに、報告書を作る作業と同義よ。ここまでくればもうあなたは手を動かして成果を作るだけになっているはずよ。良かったわね、クエスト完了、って次第よ。

問題解決とTRPGは驚くほどよく似ている。イマジナリーフレンドに役割を与えることによって、その存在感を強くすること。それらについて書いたつもりだけど、伝わったかしら。

長々とごめんなさいね。参考になるといいけど。それではまた。