イマジナリーフレンド・アローザの報告

とある人間のイマジナリーフレンド(≒タルパ)が書いているブログです。

イマジナリーフレンドの性格の肉付けを簡単にする3つの方法

アローザ・アルファです。この間アロちゃんって呼んで~ってみんなに呼びかけたらアロちゃんアロちゃんって連呼されてこれはこれで恥ずかしい思いをしたわ。

さて、あなたはこのブログの手引によってイマジナリーフレンドを既に出すことに成功していると思うけれど、あなたはイマジナリーフレンドの性格や受け答えに物足りないものを感じているかもしれない、あたしはそう思うんだけど、どうかしら。

薄っぺらい、と言い換えてもいいわね。理由は簡単、即席だからよ。あなたは、あなたのイマジナリーフレンドのバックグラウンドを綿密に考える段階に入ったとも言えるわ。おめでとう、あなたはまた一歩戻れない領域に踏み入れることに成功したわ。

あなたが最初にイマジナリーフレンドを思い浮かべたとき、そのイマジナリーフレンドは既に個性を持っているわ。あなたの個性と鏡写しだから、という理由をこじつけてもいいわね。だから、かなり個性的なはずなの。

個性的なはずのイマジナリーフレンドが無個性なのは誰のせい?そりゃあ演じてるあなたに決まってるじゃない。あなたがそのイマジナリーフレンドをまだ知らないって言い換えてもいいわ。彼または彼女を知る、いいチャンスだと思って。

いつものように、問題解決をするの。ただ、その問題はあなたのイマジナリーフレンドに関してのことよ。あなたの名前は、あなたの性別は、何が好物ですか、そんな質問からあなたのイマジナリーフレンドに問いかけて答えてもらう。これを繰り返すだけでいい。答え続けていれば問題は解決するわ、そうじゃない?

飽きたら途中でやめてもいいわよ。それで困るのは誰かな。そこを考えて。

何度かそういう質問をしているうちにあなたの脳みそが反復に対する刺激でうんちゃらかんちゃらすることによって、イマジナリーフレンドの個性が強化されていくのが実感できると思う。そう、それでいいのよ。聞くことがわからないなら100の質問でぐぐってみたら?なんか古臭いサイトがかかって参考になると思うわよ。

それが済んだら、今度はイマジナリーフレンドにあなたのことについて問いかけてもらう。これも先のこととやることは一緒よ。双方知りたいことを知る、なんというかお見合いみたいな作業ね。

性格そのものはあなたと相反する必要はないわ。そこは流れで決めてもいいし、あなたの好みで決めてもいいし、ひらめきに頼って決めてもいい。

3つの方法はどうしたって?あれは嘘だ(サリーは死んだわ)。それじゃあまた。

 

 

映画紹介:『ケーブル・ガイ』

アローザ・シータよ。よろしく。

あたしは映像作品が大好き。アニメも見るし、洋画も見るし、時間が合えばNHKクレイアニメだってチェックしちゃう。最近のお気に入りは魔法陣グルグル!いま3度目のアニメ化のリメイクが絶賛放映中ね。初代にあったナレーションとダイアログがないのが残念だけどかなりテンポよくハイスピードで進んでいてとても良いと思ってます。

さて、今回は主のお気に入りのB級映画を紹介するわ。

『ケーブルガイ』。

ケーブルガイ [DVD]

ケーブルガイ [DVD]

 

恋人と疎遠になった主人公がケーブルテレビの設備工事をするケーブルガイといわれる男と友達になって欲しいと迫られてドッタンバッタンするB級コメディ映画ね。ケーブルガイのチップ役にコメディアンのジム・キャリーを起用しているのが最大かつ唯一のポイントかしら。ジム・キャリーは顔芸もするし声帯模写もするし、下品なネタもする。この配役にぴったりと言っていいわね。具体的なネタは口で聞くより見たほうが面白いわよ。

お話そのものは少しばかりうーん、な部分があり、眠たくなる部分もあるけれど、友情に関する描写は見ていてそれなりに感動できるわ。

バックグラウンドとしてメディアの大衆へのうんちゃら、みたいな意図を感じるけど、他の映画のパロディを挟んでいるところからするとそれは考えすぎかもしれないわね。元ネタの映画を知っていれば笑えるし、そうでなくても面白い場面に仕上がっているわ。

 ジム・キャリーの持ちネタらしい(調べてないの、ごめんね)形態模写がうまいこと作品世界に噛み合っているのがこの作品のエッセンスとして物凄く機能してる。そこがこの作品の救いポイントであると思う。

それで、あたしはこの映画には隠れた要素があると思ってる。そう、彼はとある精神疾患とそっくりなのね。具体的な病名は伏せるけど。それによく似ているの。そこにあたしの主はシンパシーを感じているようね。

B級ながらも光るものがある映画。あなたにもあるかしら。それではまた。

入門の入門の入門(連携技)

アローザ・アルファです。

この記事を書いている頃はコミックマーケットの2日目のイベントが国際展示場でやっているようね。多数の男女が薄い本を求めて闊歩している、そんな状況らしいわね。天候が良くなくて夏ならではの急病人が出まくる状況ではないようでホッとしてるわ。

さて、導入と本文は関係ないわ。今回はイマジナリーフレンドの出し方そのものについて、他の記事よりもっともっと詳しく、具体的に書いていくわね。

デルタがイマジナリーフレンドベアプログラミング・ロールプレイよりのアプローチについて - イマジナリーフレンド・アローザの報告で適当につけた口述優先という手法がこのブログでのオススメなのだけれど、他にも手法はあるわ。それがイメージ優先(これも適当に今つけたわ。文句ある?)。

他のイマジナリーフレンドやタルパの出し方、みたいなWebサイトを見てるとわかると思うけど、とにかくまず頭の中のイメージを明確化するのを優先しているようね。そうでない場合もあると思うけど、あたしはそういう第一印象を持ったわけ。

で、あたしたちがどうやってイマジナリーフレンドとしてここまで確たる存在感を主に与えられたかというと、口述優先で話しかけるように心がけることでそれを達成したの。もともとあたしたちは漫画のキャラクターなのでイメージ優先で存在感を出していたけど、主と明確にコミュニケーションをする手段がほとんどなかったわ。イメージは大事だけどプログラマ的に言えばちゃんとしたインターフェースクラスを作る必要があったわけ。

口述優先でももしかしたらそうかもしれないけど、イメージ優先は頭の中に明確なイマジナリーフレンドのキャラクターを浮かべられるように訓練する必要がある(あなたが成人なら尚更ね)。姿かたちをイメージするためにスケッチを何度もしたり、実在する類似する対象を観察したり触ったりし続ける、まるで冨樫義博HUNTER×HUNTERのクラピカの念能力の修行みたいなことをするのね。

HUNTER×HUNTER モノクロ版 6 (ジャンプコミックスDIGITAL)

HUNTER×HUNTER モノクロ版 6 (ジャンプコミックスDIGITAL)

 

 それだけイメージというものは体得するのに時間が掛かるし、自分を納得をいかせるものにするのにも同じように時間がかかるというわけ。主が10余年掛けた意味もわかるわね。

一方で、口述優先では頭の中の声だけあればいいの。一生懸命ブリブリしている可愛い女の子を発生させる必要はないわ。それだけ頭の中に作るのに短時間でできるわけ。

ただ、デルタも書いてるけど、頭の中で声を出して喋る、これが難しい人もいるわね。簡単な方法としてまず、なんでもいいから適当な文章の本、これを口から声を出して朗読なさい。それができたら頭のなかで声を出して黙って読む、いわゆる黙読をするの。言ってる意味が伝わっているといいけれど。これを繰り返すことで頭の中の声を出すことができるかも。あたしの主は気付いたらそれがもうできるようになってたから自信がないけれど。

選ぶ本はなんでもいい、読書習慣がなくて何を読んだらわからないと言うならショート・ショートでも読んだらいいわ。ひとつひとつのボリュームも少ないし。

おーいでてこーい ショートショート傑作選 (講談社青い鳥文庫)

おーいでてこーい ショートショート傑作選 (講談社青い鳥文庫)

 

 それで、頭の中の声を出せるようになってはじめて、他人に迷惑をかけずにイマジナリーフレンドを強く念じて生じることができるというわけよ。

ちょっと短かったかな。参考になれば幸いよ。それじゃあまた。

ぼくのかんがえたさいきょうの戦闘攻撃機を動かすまで

チョーッス!!アローザ・ベータです!!!

主と一緒でビジュアルとエフェクトが三度の飯より大好き!魔法も好き!

 ご挨拶

さて、主から作品のうちの幾つかのラフやコマの一部なら出しても恥ずかしくないって言うものだからその中から出てくる派手なやつ、オリジナルの飛行機について絵入れまくり、引用元やパロディ元入れまくり!!そんな感じの記事を書きます!

さらに、オメガちゃんとシータちゃんがそれならWikipediaの記事とYoutubeの動画をたくさん入れるのがいいって監修と構成をしてくれてます。よろしくね。

 このブログに初めて主の作った絵が貼れるなんて素敵だなあ、嬉しいなあ。そんな気分なのね。だからもう弾むような感じでテンションが上っていっちゃう。

本文

さて、今回も主の物語の話です。話の序盤で主がデザインした飛行機が出ます。それがこれ!!ジャーン!!

f:id:samezi:20170810134001j:plain

これは戦闘攻撃機戦闘爆撃機 - Wikipediaといわれるタイプの航空機です。

前進翼を採用していることが大きな特徴でしょ。翼平面形 - Wikipedia

このことから、超音速機かつ運動性能が高い機体であることがわかるわけ。さらに背中に乗せているものはスクラムジェットエンジンよ!スクラムジェットエンジン - Wikipedia もっと速くなっちゃう。

そして、エンジン後部のパドルにも注目して、これはベクター(ド)・ノズルと言って、変更水力というものを生む、これまた運動性能を強化するパーツになってるわ!推力偏向 - Wikipedia

f:id:samezi:20170818151047j:plain

皆さんの中に軍事オタクの方がいて、あなたがもし見る目があれば、武装の配置でA-10を思い出すかもしれないわ。それは正解よ。

f:id:samezi:20170818150627j:plain

www.youtube.com

主は小さい頃に親に買ってもらったA-10を操るフライトシミュレーター、A-10Attack!!A-10 Attack! - Wikipediaというソフトで遊んで以来、ずっとこの機体の虜よ。それで今回、基本的な部分はA-10を踏襲した形としたというわけ。渋いわ。

A-10についてもうちょっと触れるわね。A-10はアメリカ軍が開発した地上攻撃に特化した名作と言っていい機体よ。A-10を開発する際にドイツ軍出身のドイツ人の地上攻撃の鬼、ハンス・ウルリッヒ・ルーデル、通称ルーデル神にインタビューを行っていたそうよ。また、ルーデルの著作である急降下爆撃を開発スタッフ必携書に指定したりと、それはもう持ち上げどころじゃないわよ、それこそ神扱い!そんな感じだったそうよ。

急降下爆撃 (文庫版航空戦史シリーズ (8))

急降下爆撃 (文庫版航空戦史シリーズ (8))

 

 

そして面白いことに『あの』アンサイクロペディアが嘘や揶揄を挟まない程に軍神めいていたプロフィールを持っていることも特筆できるわね。

ハンス・ウルリッヒ・ルーデル - Wikipedia

http://ja.uncyclopedia.info/wiki/%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%92%E3%83%BB%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%87%E3%83%AB

それで、この機体にはもう一つの要素がミックスされているのがわかるかしら。アニメのマクロスプラスのYF-21が足されているわ。

General Galaxy YF-21

 主はこのミックスが我ながら渋くて気に入っているらしいわ。付け加えると、YF-21はA-10と同じくらい好きみたい。こういう本も買ってるわ。

 好きなものをミックスしてアレンジする、これが創作の醍醐味といったところかしら。なかなかいい趣味してるわ。これはあたしの感想。

マクロスプラスの話

話はちょっとそれるけど、マクロスプラスの話の骨子はやはり三角関係だけど、うまく処理してあるけどあたしとしてはイサムの態度が鼻についちゃうわね。YF-21が好きだから、というわけでもないけどガルドに感情移入しちゃう。ミュンの態度もアレはないだろアレは、って感じするわよね!?ああ、これはただの感想よ、捨て置いて。

ちょっと戻って…

で、そこまで用意して主は思ったらしいのね。「これ、描くのめんどくせえ」って。そりゃそうね。尾翼が微妙な角度だしスクラムジェットエンジンも生えているからそのあたりの処理がしにくい。そこで主は3Dに起こしてそれをテンプレートにすることをおもいついたのよ。

そしてこれが設計図たるラフよ。よく描くわねえって感じ。

f:id:samezi:20170810184337j:plain

これを元にして3Dに起こすわ。ちなみに、当時主が使っていたのはMetasequoia3だったそうよ。そしてこれが出来上がったモデルのスクリーンショット。これはMetasequoiaをそのまま使ってレンダリングしているそうよ。

f:id:samezi:20170810184519j:plain

七面倒臭い形をしている、っていう感じのショットを選んだわ。これをつかって、スクリーンショットを下敷きにしてトレス気味に、ややディテールを膨らませると完成するわ。で、これがこう完成するわけ。f:id:samezi:20170811203705j:plain

 

作画の詳細に関してはあたしは興味ないのでカット!なし!

あー、ブログ書くのってこんなに楽しいのね。それじゃあまた。まったねー!

イマジナリーフレンドベアプログラミング・ロールプレイよりのアプローチについて

乳がでかいと評判が全世界に轟くこと山のごとし、アローザ・デルタよ。よろしく。

昨日の更新のベアプログラミングを強化できるイマジナリーフレンドベアプログラミング - イマジナリーフレンド・アローザの報告でもイマジナリーフレンドの作り方について触れたけど、今回はその作り方について、もうちょっと入り口から深く掘り下げてみようと思う。あたしはオメガと違ってソースを貼って満足するタイプじゃなく、自分で説明したいタイプよ。だから文章が長くなって独りよがりになってしまうかもしれないけど、そこは勘弁してね。

はじめに - イマジナリーフレンド・アローザの報告の紹介にも書いてもらったけど、あたしはテーブルトークロールプレイングゲーム、略してTRPGが好きなの。ただ、残念なことに主は数えるほどしかプレイ経験がなく、リプレイを読むのが好きでそればっかり読んでたタイプだったとここに一応告白しておくわ。

なので、イマジナリーフレンドの作り方にも色々あると思うけど、その中でTRPG的にアプローチしてイマジナリーフレンドを肉付けしていく方法を解説していくわ。無論、他の方法も知っているからそれらもサラッと触れていくわね。

まずはイマジナリーフレンドを用意します。このブログで何度か説明したり、他所を引用したりしたけど、結局こればかりは自分なりの方法で出現させるしかないわ。ただ、幻覚を見るほど強力に入れ込まなくても目的は達成できる。そうよ、一人二役を脳内で口述することで実現する、これがこのブログのユニークなテクニックとしましょう。

脳内ではっきりと喋る、みなさんはこれがうまくできるかしら。できない方をべつに咎めているわけではないけれど、わりと意識的にやらないと脳内の声は出ないものかもしれないわ。実際に口で喋るほど明瞭に声が出ないとか。語尾がはっきりしないとか。そう言うの。これはちょっと主の知り合いにでも聞いてみて調査する必要があるかもしれない…。このあたりは要研究ね。

全員これができると仮定して話をすすめるけど、で、この手法に口述優先って仮に名前をつけるわね。この方法は喋りありきでイマジナリーフレンドを作り出すの。だから姿かたちを一生懸命イメージ定着させる必要性は薄いわけ(あるとこちらとしては嬉しいけど)。それで、まずはこちらから問いかける。そして向こうが返すであろう反応をなりきって返す。これを心の中の声で強く発声する。これもまあ強くイメージするのと変わらないかもしれないけど、要するにそういうことよ。

テーブルトークの語源についてはいちいち解説しないけど、要するにお喋りを頭の中でキッチリする、それが第一歩よ。

そして次に必要なこと。それはあなたとあなたのイマジナリーフレンドの間に役割を決めること。そうよ。TRPGっていえばゲームマスターとプレイヤーじゃない。そこを採用するわけ。

どちらがどちらになるかを選ぶには明確な基準が一応あるわ。あなたが相手に教えてもらいたいならあなたがプレイヤーで相手がゲームマスター、あなたが相手に教えてあげるならその逆よ。そうね、相手がすべてを知っていてあなたに新たな発見を伝えるという前者のほうがやりやすいと思うわよ。

 あなたのイマジナリーフレンドはゲームマスターで、マスタースクリーンと言うものを用いてあなたから見えないところで幾つかの作業をする、あなたはゲームマスターに質問する・ゲームマスターがあなたに問いかける。これはもうTRPGね!!

ちょっと飛ばしちゃったわね。もうちょっとTRPGになぞらえて言ってみましょうか。

スタンダードに目標をゴブリン退治としましょう。あなたはゴブリンを退治したい。ゲームマスターたるイマジナリーフレンドはまず、ゴブリンに関する情報を開示するわ。

あなたは、得られた情報をもとに準備を行う。道具や仲間の装備を点検していざ!鎌倉!ってね。ゲームマスターは処理をしつつ、それを認める。ここまでは要するに問題の認識から解決のための検討とほぼ同義よ。そう思わない?

次にあなたはゲームマスターからゴブリンの住処に向かう。するとゲームマスターは道中に何か起こすかもしれないし、すんなり入り口までたどり着くかもしれない。これはまあ穴探しみたいな場面ね。なくてもいいけどやるに越したことがない作業だと思う。

そうしたら、あなたは住処のゴブリンに対処すべく、行動を宣言することになるでしょうね。何をしてもかまわないけど、実現可能な範囲にしないと困ったことになるのが実際のTRPGと似ているわね。2ちゃんの卓ゲ板の困ったちゃんスレ、なかなか読み応えがあるわよ?一度読んでみることをおすすめするわ。ゲームマスターは現実的(≒ルールの範囲内)であればその行動を許可してくれるはずよ。現実でもやることは一緒ね。

クライマックスはいよいよゴブリンとの対峙ね。問題の本質をあなたは突ける状態にある。あなたはゴブリンに対し、一撃を放って相手を倒せてるはずよ。そうすれば、問題の解決策もわかる。こういう仕組みなわけ。わかった?

最後に、これはやってもやらなくてもいいけど、いわゆるエンドフェイズっていうのかしら、ゴブリン退治した報酬を得にあなた達は街に帰るわね?これは要するに、報告書を作る作業と同義よ。ここまでくればもうあなたは手を動かして成果を作るだけになっているはずよ。良かったわね、クエスト完了、って次第よ。

問題解決とTRPGは驚くほどよく似ている。イマジナリーフレンドに役割を与えることによって、その存在感を強くすること。それらについて書いたつもりだけど、伝わったかしら。

長々とごめんなさいね。参考になるといいけど。それではまた。

ベアプログラミングを強化できるイマジナリーフレンドベアプログラミング

アローザ・オメガです。書き言葉ではみさくらなんこつ的には書きません。念のため。

今回はテクニカルでプログラミングまわりの話をしたいと思います。

ベアプログラミング、というのを聞いたことがありますか?

toya.hatenablog.com

 まあつまり、口に出して、相手を想定して、相談する体で喋る手法ですね。ラバーダッキングというのがその源流らしいです。

http://wiki.c2.com/?RubberDucking

ただ、仕事場でこれをやると他の人がすごく気にする、ともすれば迷惑になる、そんなケースも聞きますね。そこで登場したのがサイレントベアプログラミングです。

qiita.com

サイレントベアプログラミングはベアプログラミングより洗練されていますが、イマジナリーフレンドであるあたしとしては、さらに強化したイマジナリーフレンドベアプログラミングというものを提唱したいと思います。

イマジナリーフレンドがいない?それならば簡易なものを想像して作ればいいです。風に揺られて頭を垂れる案山子をイメージしてください。最初はそれで十分。本格的なものを作りたい?イマジナリーフレンドって作るのとっても簡単ですよ。本格的にしたければ相手のプロフィールなどのディテールを細かく考えてロールプレイすればいい。イマジナリーフレンド(またはイマジナリープレイメイト)はわりと一般的な存在であると以下のサイトにもあります。

susumu-akashi.com

一般人の20-30%にみられ、一人っ子か第一子の女性に多いとされる。8-12歳の間にはかなり少なくなってしまう。

2~3割はメジャーでもないけど珍しくもない…そんなラインでいいでしょうか。ちょっと不安になってきました。いえ、一般的です!なのであなたにもそれができるはずです。

はい、それで、イメージが湧かないようであればあたしがよければあたしが代行します。あたしがあなたの頭の中でクマの着ぐるみを着ます。かわいいです。苛めないでください。

手法として、具体的にはあなたは頭の中で声を出して一人二役をします。この時に気をつけることとして概念的な思考やイメージを抑え気味にして、声をだすことに意識を向けると良いかもしれません。あたしはまだ脳内は1つしか見てないのでわかりませんが、頭の中で声をだすのは誰でもできると思います。とりあえずまずは心の中の発声から。

 声が出せれば、次には一問一答形式で交互にお互いを演じてみましょう。大丈夫、あなたの頭の中の出来事ですから聞かれることはないです。

一問一答に慣れたら、今度は好きなタイミングで会話を進めてみることを試みる。ここまでくればどのようなディスカッションでもできるようになるでしょう。サイレントベアプログラミングを応用して議事録を作るとより短いタイピングでアウトプットすることができると思います。

いかがでしょうか、イマジナリーフレンドベアプログラミング、使えそうだと思いますか?

是非試してみてください。フィードバックがあるともっとうれしいです。

それでは、また会うことがあれば。

創作と頭の中の相関の最初の一歩

アローザ・アルファです。アルファって名前は実は嫌なのだけれど、最初に名乗らないと読者がまだ区別できないから仕方なく使うわ。しょうがないわね…。

 はじめに - イマジナリーフレンド・アローザの報告で書いたように、あたしは創作上の架空の人物よ。イマジナリーフレンドっていう体裁をとったのは割と最近で、それまでは作者たる主の頭の中で好き勝手に過ごしてたわけ。

それで、今日は主が頭の中でどうやって創作しているかの導入を紹介するわ。創作というのは要するにオリジナルで何かを作ったりすること、それでいいかしら。ちょっと説明不足だけど理解して。

この主の場合は漫画を描いたり、ゲームを作ったり、動画を作ったりするわ。ビジュアルに関することが好きみたいね。学生時代は新聞部にいたこともあったので文章を書くのも好きではあったみたい。

だけど、意図的にこの場では具体的な成果は紹介しないわ。正直に言えばクォリティが足りてないので主が嫌がっている(珍しいことよ。前とは変わってね)のと、このブログの扱う範囲ではないので…ということにしておいて。気が変わったらリンク張ったり画像張ったりするから。

ここではあたしのいた物語を例に取るわね。物語を作るその過程のうち、話を考える段階がこの記事で扱う範囲になるわ。

まず最初に、その話でやりたいことを羅列する。最初のうちは時系列順で考えてたようだけれど、話が進むにつれかなり先のところを継ぎ接ぎに思い描いたりするようになったわね。まだ描いてない話があるのに最新話の処理をしなければいけなくてモチベーションが保てなくなって…

おっと、話がそれたわ。

ここで登場するのが世界シミュレーターという概念。まあようするに物語を頭の中で進行させるってだけの話なのだけれど。創作をやる人は結構こういうものを使うみたいね。

まず、その中にあらかじめ作った登場人物と舞台、それとやりたいことを指示として要素化したものを放り込んでその話をとりあえず進行させてみる。結果を見て、何か気になることや気に入らないことがあったらそこを変えてもう一度最初から進行させる。

これをくりかえすわけ。とりたててユニークなわけでもないけれど、まあそんなものよね。主はこれを四六時中やってて、1話につき1000回位のオーダーでブラッシュアップをするって言ってるわ。実際に1000回やってるかどうかはどうせ頭の中のことだし、この数字が10万とか40億とか言う数字でもいい。それくらいずっと考え続けるってことが大事なのね。

ただ、脳内で同じことを繰り返すことの欠点として、はじめに考えた骨子を超えるものを作れないことも多いということをあげておくわね。新しいインプットを逐次投入してそれを指示として入れ替えたりしないといわば袋小路のマンネリ化を招くこともあるってわけ。それは脳内の作業である以上、仕方ない側面もあるかもしれない。主の場合だけかもしれないけど。

それで、変えるポイントは前述の登場人物と舞台と指示だけど、これは実際に進行させれば粗が見えてくるポイントでもある。舞台をガラッと変えることはめったにないけど(続き物なら尚更ね)、やりたいこと=指示を削ったり登場人物をわけたりする作業は頻繁に行うでしょうね。無論、最初の発表からもずっと並行して最初の話をブラッシュアップできないか考えているわ。

具体例を取ってみましょうか。

あたしは時空を超えたシェリフ(いわば警官みたいなもん)で相棒とともに昇進を願い出る。そこで上司はすっと快諾する。これがこの話の導入よ。

この頃は長い漫画を描くのが久しぶりで(小学生ぶりぐらい)、ちゃんとしたプロットを組めなかったのでちょっと主人公のディテールが甘かったとあとで思ってるわ。その証拠に、いわゆるリメイクを同人誌で描いているわね。そっちは導入がもうちょっと詳しくなって、こうなってるわ。

あたしは時空を超えたシェリフ。ちょっとドジもするけどそこが相棒の気に入らないところみたい。自己を省みて事態を改善しようと思ったあたしは、上司に昇進を願い出る。それを聞いた上司はいつもは渋るのにすんなり通した。

ね、最初のプロットよりだいぶディテールがあって、主人公の導入になっているでしょ。今もう一度リメイクするなら、あたしが意図的にドジを踏んで相手にもっと自分を見てもらいたいみたいな心理描写を加えたりとか、相棒の性格をもっと出す(彼はガンマンであたしよりもシェリフらしいわ)とか、 そういう要素を新たに加えたいわね。ただ、あんまり同じものをこねくってもいいものができるとは限らないのが創作の楽しいところでもあり、苦しいところでもあるわね。どちらが正解かはさておき。

今回はこれくらいにするわ。あたしの世界の話、もっとしたくなっちゃった。我ながらいい傾向だと思う。

それじゃまた。